サマーウォーズ 2

社会に混乱を巻き起こしたAI「ラブマシーン」
なんとその開発者は、陣内家の異端児侘助であった。
これまで迷惑をかけた分だけ恩返しがしたかったと語る彼。
確かにこのAIは、高く買われるだけの評価を得たのだが・・・。

漫画版サマーウォーズ、充実の第2巻。


発売されていたのをすっかり忘れていました。
1ヶ月遅れです。


さて、悪意があってのことではなく、彼なりに良かれと思ってやった「ラブマシーン」の開発。
されど結果としては「世間様」に多大な迷惑をかけることとなってしまい、栄がそれを良しとするはずもない。。
さらに栄はその夜、長かったその生涯を唐突に閉じてしまい・・・。


というわけで、すれ違ったままの侘助と栄、崩れかける陣内家の結束、止まらないAIと一度に多くの問題を目の当たりにすることになった健二。
けれど亡くなる前に栄からもらった言葉が彼を勇気づけ──という形で、打倒ラブマシーンの決戦が始まる!というのがこの2巻。
目頭の熱くなるような展開に読み応えがりますねー。
短期集中の形での連載であり次巻で完結となるだけあって、ストーリーのテンポも良いです。
かといって飛ばしすぎてはしょられているといった観もなく、程よい塩梅。
完結巻となる3巻も当然買いです。