とある科学の超電磁砲(レールガン) #23「いま、あなたの目には何が見えてますか?」


大胆な行動により、再び実験の被害児童らを救おうと試みた木山。
立ちはだかる美琴。
そして、その場に現れたMARによって子供たちは保護されることとなった。
だが、保護されたと思われた子供らは実は・・・。

やばい、婚后さんに惚れた!という第23話。


さて、案の定黒幕だったのはテレスティーナでした。
またしても大人の陰謀が主軸となった格好です。
そして彼女、なんとあの木原の親類だとか。
ああ、なるほど。あの顔芸は遺伝性なのかー。


しかしまあ、陰謀と黒幕が居たのは良いのだけれど暴露の過程が少しお粗末な気がします。
レベルアッパー編の時とは異なり、お世辞にも主役たる美琴や黒子が暴いたとはいえず、どちらかと言えば、テレスティーナが自ら進んでぶっちゃけて悪役に成り下がってくれたといった方が良いような展開。
全体的にはクライマックスの良い盛り上げ方をしていただけに、そこだけが残念です。


他方、婚后さんがここに来てまさかの大活躍。
ちょい役・脇役が伏兵として意外な活躍をする展開は嫌いじゃないです。
というか好きです。
(中年か初老のおっさんだったら尚良し)
と同時に、佐天がこのところイケイケ状態なのが面白いです。
スタッフは、レベルアッパー編を教訓に一皮向けた、とかそんな所を描こうとしているのでしょうか。
原作での空気っぷりを思えば、かなりの大出世。おめでとう。


というわけで、第23話でした。
来週はついに最終話(最終回)となります。
一番放送の遅いCBCを考慮してもスケジュール的には25話まで可能なわけですが、実際の放送は今回の事件を解決してそれで終了となるようです。