WORKING!! 1品目「ワグナリアへようこそ♪ 小鳥遊、働く。」
ヤングガンガン創刊初期から連載を続ける四コマ漫画を原作としたアニメ。
北海道某所にあるという変な(従業員的な意味で)ファミレス、ワグナリアが舞台のコメディ。
原作読者からの視点になりますが、初回の滑り出しは良い感じ。
尚、本作は思いっきりフィクションです。
現実にはこんなファミレス・店長・従業員はあり得ません。
というかあっちゃいけません。
「こんなのあり得ない!」といったように要所要所が癇に触るような方のご視聴はお奨めしません。
さて、記念すべき第1話なわけですが、まず一言。
ぽぷらちぃせぇぇぇぇぇぇ!
いやぁ、小さいことが散々原作でネタにされていたわけですが、アニメで見るとまた違った印象がありますね。
原作は何しろ四コマなので一コマが小さく、あまり引きの構図がないですからこういった周囲の人や建物との対比を見ることができないので・・・。
そして、動きと声がつくことで魅力も随分増した感じがします。
原作ではそんなでもなかったけど、アニメでぽぷらが好きに!という人も結構居そう。
逆に伊波はアニメで損するタイプかも。
四コマ内ではなんともない彼女の挙動もアニメになるとあり得なさが際立ちすぎて、「これはないわぁ」とちょっと引いてしまう面がなくもない気がします(笑)。
とはいえ今回は最後にちょっと出た程度なので、彼女がメインとなる次回を見ればまた印象が違ってくることもありそう。
と、ここまで通例の順序を無視して先に個々に言及してしまいましたが、元が四コマなのでキャラ紹介を。
・小鳥遊宗太(福山潤)
小さいもの・かわいいもの好きな高校一年生。
実も蓋もないが、「重度のロリコン」と言えなくもない。
変人でがあるが基本的には人間がしっかりしていて、仕事のできる子。
・種島ぽぷら(阿澄佳奈)
ザ・マスコットガール。
どう見てもそうは見えないが、高校二年生。
仕事は一通り普通にできる。そうは見えなくても。
ただし高所に関わる作業は無理。当然である。
・白藤杏子(渡辺久美子)
紛うことなきお飾り店長。
しかしいざという時にはビシっと仕事を・・・することなど見たことない。
頼りにならない本当にダメな人。
しかし元あっちの人なので、とある方面にだけは強みを発揮する。
そういった意味では頼りになる。
・佐藤潤(小野大輔)
キッチンで一番勤務歴の長い大学生。
一応常識人であり、こう見えて良い人な一面もある。
あるが、基本的にいじわる。特にぽぷらに対して。
・相馬博臣(神谷浩史)
実は佐藤じゃなくてこっちが・・・というドSの身分不明。学生orフリーター。
いつもにこにこしているが、頭の中では何を考えているか分からない人。
ある種一番厄介な人物。
他人の弱みという方面での情報力が半端ないが、それ以外でも情報通。
・轟八千代(喜多村英梨)
店長の飼い犬かと思うようなフリーター(実は飼われてるのは店長の方なのだが)。
チーフなだけに、この人も基本的に仕事はできるのだが・・・。
明らかな銃刀法違反を平然と犯している意味不明な人。
若干(かなり?)天然の気がある。
・伊波まひる(藤田咲)
極度の男性恐怖症という高校二年生。
別に嫌いなわけじゃなく苦手なだけなのだが、とにかく恐怖からすぐに手が出るのが悩みの種。
しかもかなりの豪腕だというのが辛い、主に今後サンドバッグ役となる小鳥遊的に。
以上で1話に登場していた人は紹介し切りました。
他に眼鏡の女性店員がホールに居なかったか?と思われた鋭い方もいるかと思いますが、それは気のせいなので原作を読んで下さい。
OPにも登場していた気がするかも知れませんが、それも錯覚だと思います。
OPといえば、1話はスタッフロールの後にOPアニメーションが入るという特殊な構成でした。
そしてEDアニメがない、と。
来週は普通にOP・EDが入るべきタイミングに入るでしょうから来週はEDが楽しみですね。
というわけで、第1話でした。
ストーリー性のある作品ではないので、アニメが初見の人は1話の感じがほぼそのまま最後まで続くものと思ってもらって結構だと思います。
そういった意味では、1話で早々と視聴判断を下すことができる作品かも。
まあ、一応登場人物はまだ半分くらい出てきていない人がいるので、さすがにまだこれがすべてというほどではありませんが、雰囲気や流れは大きくは変わらないです。