閃光のナイトレイド 第6話「乱階の夜」


葵が書生として潜入していた哲学者の元に、右翼派の重要人物とされる老人が来訪する。
その目的と動向を探るべく調査を続けた葵だったが、そこに姿を現したのは雪菜の兄──勲。
彼の能力により、意識を失い拉致される葵。
行方不明となった彼を探すべく、上海を駆ける葛たち。
そして、そんな彼らの前に再びあの超能力者久世が立ちふさがり・・・。
ついに高千穂勲登場の第6話。

  • 全体の印象

いまひとつ物足りなかった先週に比して流れに起伏もあり、面白い回だった。
折り返し地点ということで今後へ向けても大事な回だった印象。

  • 葵の回想の中の女性

度々出てくるこの人だが、声は川澄さんでした。
ナレーションも川澄さんなわけだけど、何か関係はあるのだろうか。
高千穂勲一派との関係も気になる。

  • 勲さん

鍵となる人物でありながらこれまで露出がなく、目的も不明だった彼。
今回はその辺がある程度把握できる話だった。
とりあえず判ったのは、一国の矮小な利害などを度外視したもっと大局的な観点から事を成そうとしているという点。
彼は果たして本当に桜井機関がひっとらえるべき「悪」なのか、といったところかな。

  • BGM

総じて雰囲気作りにものすごく貢献している。好きです。
そして何といってもやはりメインテーマが良い。
「これがひとつ入るだけでテンションが上がる」
そういったエッセンスとして秀逸。
NOIRR.O.Dもそういった感じだったなぁ。
古くはビバップ・・・はどうだったっけ。記憶にないや。

  • 雪菜の中の人

生田善子さんですが、半分を消化してもいまだ成長が見られず。
今週は「心外だ」と言う場面があったが、言葉の割に憤りがまったく表現できてなかった(´・ω・`)
葵や葛に比べて科白が少ないからこの短期間で成長しろというのは無理かも。

  • 服装

葛はほぼ常時背広なので論外としても、葵が時々、雪菜に至っては毎回服装が違う。棗も多分そう。見直してみたら棗はそうでもなかった。
アニゲーは製作の都合上コスチュームが固定され、不自然なくらい常時同じ服装なのが基本的なので(制服は別としても)、比較的これは珍しい。
最近あまりそういった作品を見ていなかったこともあって、些細な割に大変なこの部分に労を惜しんでいないのが結構好印象だったりする。


というわけで、第6話でした。
今週は予告なし。
そして来週は7話ではなく、特別編が放送されるのだとか。
じゃあ7話は?というと、TV放送の予定はなく、ストリーミング配信及びBD&DVDでの収録が予定されているらしい。
尚、配信予定は現在のところ
 2010年5月18日(火)中〜2010年5月30日(日)深夜0時
とのこと。
正式決定ではないようなので、随時公式HPをチェックした方が良い。