WORKING!! 8
- 作者: 高津カリノ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: コミック
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今回は久しぶりに新キャラも登場し、伊波にも目に見えて変化が生じたという内容になっている。
というわけで、アニメ放送の前後を固めるようにして7・8巻と割と刊行ペースも早く相次いで出てきた当シリーズ。
偶然?にもアニメが小鳥遊・伊波のラブコメ押しだったこともあってか、この8巻もまえ半分くらいは二人の話が中心。
といっても基本コメディな作品なので、相変わらずあまり恋愛色が前に出すぎることはなく、その点は安心。
ペアと言えば、上述した前半は佐藤と八千代の方でもちょこちょこと話の展開が見られる。
しかし前者では伊波に症状の改善が見られたのに対し、こちらはこれといって進展はない。
ただし、当人達以外の外野・・・というわけでもないけど当事者ってわけでもない店長にはちょっとした心境の変化が・・・。
まだこの件を元に話を膨らませることがありそうなので、今後の展開が楽しみ。
主に佐藤がヘタレなせいで・・・。
今回ばかりは相馬を全面的に支持したくなる場面も少なくなかったほど。
店内で一番図体はでかいのに意外と一番小心者なのは佐藤かも。
逆に一番ちっこいのに器がでかいのは、なずなも認めていたように何だかんだでぽぷら?
その他、後半では山田だの小鳥遊家が云々だのといったごちゃまぜのいつも通りにカオスなネタが展開中。
個人的にはあまり小鳥遊・伊波ペアの話にばかり偏重しない方が好きなので、後半の方が楽しめた感じ。
また、冒頭にも記述したように今回は新キャラが登場。
今後の出番はあまりなさそうだが、小鳥遊家に縁の深い人物となっており、この作品に登場する人は漏れなくそうであるという例に漏れず、極度の変人(というかハッキリ言って変態)であった。
思い返してみればこれだけ色々居るのにドMは居なかったなぁ、と妙に納得してしまう良キャラ。
登場頻度は今回久しぶりに出た音尾さん程度に留まりそうなのが少し残念なくらい。
というわけで8巻でした。
9巻は初回限定版も同時発売となり、春頃の発売を予定とのこと。