おとめ妖怪ざくろ 第六話「ゆきて、事々と」


先日の一件で女郎蜘蛛が残した捨て科白が頭から離れない様子のざくろ
そんなざくろを心配する総角だが、常からそうであるように彼女は毅然とした振る舞いを崩さなかった。
一方、丸竜もまた先の件が原因で内心の苛立ちを隠せない様子。
そしてそんな彼を気遣い、雪洞と鬼灯はある昔話をするのであった。
またひとつ過去が解き明かされた第6話。


今週も前回に引き続き各人各様にそれなりに均等に出番がありました。
まあ、利劔さんだけは歯の浮くような科白を平然と一言発した程度だけに留まりましたが・・・。


物語としては、主に双子がざくろ達と出会うまでの過去話がメイン。
とりわけ半妖として生まれてくることの意味するところが良く知れる話になっており、少し物悲しい回でした。
双子がああいった性格で明るく振舞っているのがまだしも救いですね。
そしてそれにあわせる形でざくろの件を少し掘り起こすような流れも。
総角との関係も着実に良好になっていっていますし、そちらと並行する形で今後もこの件が核となるようです。


というわけで、全体の半分くらいが過去のお話だったので、総じて画面に子供が居ることが多く、見ていて微笑ましい場面の多かった6話でした。
来週は利劔さん理髪店にいく話になるようですね。
そんなわけはないか。