探偵オペラ ミルキィホームズ 第6話「王女の身代わり」
笑いのツボが個人的に合わなかったこともあり、幾分ガッカリさせられた前回。
1クールの折り返し地点でもあり、あれが二週続くと少し先々のことが不安になるという今回。
しかし蓋を開けてみれば、そこには期待通りのミルキィホームズが。
脚本って大事だね、あと円周率も。という第6話。
そんなわけで、前回から一転。
これでこそといった塩梅となった今週のミルキィホームズ。
庶民のシャロが王女の代わりに、王女が庶民のシャロとして「憧れの普通な生活を」という期日限定の入れ替わりエピソードであった今回。
話としても判りやすく、テンポも良かったのでとても面白かったです。
ギャグから入り、ぐるっと一周して良い話に持っていきつつも最後にきちんとオチがつく構成も巧かったと思います。
やはり監督が1シーズン通して変わることがなくとも脚本次第で作品は如何様にも変わるのだということを改めて実感した回でもありました。
ちなみに今回のエンディングクレジットにおける脚本は連名となっていましたが、個別では放送済みエピソードですと1・4話及び3話を担当したことのある方でした。
多分に納得できるところがあります。
以下、個々の感想など。
- 屋根裏
- 小衣
どんな形で帰ってくるのかと思えば、居なくなった事実などなかったかのように普通に復帰していました。
中身の方は相変わらず全力な感じが小気味よく、以前と変わりない様子。
一安心。
- リパ国のペロ王子
こ、濃ゆい。
てゆーか変態だーーー!
と思いきやそれはあえて演じた偽りの姿。
本当はとても良い人でした。濃いのは変わらないけど。
- 王女の夢
ほんの短い間のことでしたが、シャロとして生活することを大変満喫されたようでした。
ですが王女、それはどう考えても普通の暮らしではないです。
明らかに普通以下です(つД`)
- 一方のシャロ
こちらはこちらでまんざらでもなく、色々満喫していたという。
ただ、一人での食事と広すぎる部屋にはさすがにホームシックを覚えたようです。
やっぱりミルキィホームズはどんな境遇であれ四人でひとつだね、というほんのり心温まるお話。