イエスタデイをうたって 7

イエスタデイをうたって 7 (ヤングジャンプコミックス)

イエスタデイをうたって 7 (ヤングジャンプコミックス)

発刊ペースの遅さはもはや当たり前のことなので驚くようなことではないが、2年ぶりとなる新刊。
あまりに久しぶりだったものだから月初に確認したはずの発売日を忘れて、月末頃に思い出したかのように買ってくる始末。
そして、2年待ってもやっぱり3人の関係に答えは出なくて・・・という第7巻。


さて、進まず戻らずじくじくと曖昧な情勢が続くリクオとハルと品子+α達の関係性。
もう7巻もこういった状況に付き合ってくるとさすがに慣れて・・・くるわけねぇぇぇ!
いい加減この面倒くさい状況は嫌です。
でも過度に進展しちゃうと作品が終わってしまうからそれも嫌。
このジレンマに身悶えするのが楽しみ方のひとつとは思うのだが、やっぱり辛いものは辛い。
これがラブコメだったら楽なのだが・・・。


そういったわけで、依然として主にリクオが優柔不断なせいで宙ぶらりんなままの3人。
しかしリクオと品子の関係はつかず離れずのこれまでよりも一歩前に進む。
そして、リクオはそのことをハルに切り出せずに抱え込んだまま後ろめたさを感じていたところ・・・。
というのが今回のお話。
この主軸と並行あるいは交錯して、浪・杏子さん・雨宮といった面々の物語が進行するといった点はいつも通り。


話の切られ方が切られ方なので8巻は2年も待たされたくないが、果たして願いは叶うかな。