STAR DRIVER 輝きのタクト 第11話「サイバディの私的活用術」


仕えるべき相手に内心では不穏当な感情を抱いているシモーヌ
一方、そんな内心を知りつつも意に介さず傍に置き続けるカナコ。
この奇妙な関係性の所以が明らかになる。
サブキャラ掘り下げの第11話。


さて、上述の通り今回はおとな銀行のお二人さんについてのお話。
タクト達のことやヨウ姉妹の件は一旦保留、お休みとなっています。


ストーリーとしてはちょっとした美談でした。
が、それが過度に強調されないのはカナコのキャラクター性ゆえでしょうか。
イイハナシダナーというよりは、カナコの人としての器の大きさとシモーヌの道化っぷり&狭量さがコントラストとして目立つという何気に残酷な話だった気がします。
しかしまあ、なんであれこうやって主人公サイドだけではなく、敵性勢力の登場人物にも愛着が湧いていく作品っていうのは良いものですね。

  • ワコの歌

ついに伴奏つきの本気ver.がお披露目となりましたが、ちょっと鳥肌が立ちました。
ピアノ(やヴァイオリン)の音色が好きだからというのが主因ではありますが、個人的にこれはかなりの名曲の予感。
モノクロームの旋律がかなり好きだったのにそれが無くなってしまって寂しい思いをしていましたが、ワコが居れば生きていける。
あとはこれをフルコーラスとまではいかずとも、もうワンコーラス聴ければ・・・。

  • ミズノの歌

サカナちゃんの時同様、特定のシチュエーションとセットで歌われることになる模様。
前例があるだけに、いつまでこの歌を聴くことができるのかな・・・といった不安もよぎりますが。

  • タカシ

一見して人畜無害そうな容貌・言動でありながら・・・。
実は印持ちらしいという事実を抜きにしてもこいつだけは食えないやつだと思います。
ですので、あの囚人服みたいな水着にもきっと何か深い意味が・・・ないか。

  • タウバーン

ビーム→スターソード→ファンネルミサイル
と、相手に優勢に立たれる度に何かしら新兵器を出すことで勝ってきたわけですが、今回はスガタの力でパワーアップするというチートを発揮。
そろそろ「何かを追加」することではなく、タクト自身の知恵や機転によって現状のまま相手を圧倒する場面も見てみたいところではあります。


ついでに言えば、スガタは何故眠りから覚めることができたのか、何故再び眠りにつくことなく王の柱を使えるのか。
これといったヒントも説明もないため都合が良すぎるように思えてしまうのも気になる点。

というわけで、第11話でした。
来週はタクトが人妻の色香によってピンチに?
得意のボクシングでボコられていた(ように見える)ジョージ先輩も気掛かり。