STAR DRIVER 輝きのタクト 第13話「恋する紅い剣」


折角2クールあるから敵サイドのキャラもどんどん掘り下げていこう!
そんな方針が窺える回が続いたここ数週間の放送。
3回目となる今回は、スカーレットキスことベニオの回。
折り返し地点でもある第13話。


というわけで、今回はベニオ回です。
同時進行でサイバディ復元などの事案も進行しましたが、タクトサイドではこれといった変化や進展はなし。
停滞気味と言えば停滞気味と言えなくもなく、少し複雑な心境になります。
まあ、それも終盤の畳み掛けへ向けての準備と考えれば・・・。

  • 大会優勝

おお、すげぇ。って地域かよ。
地域がどの地域なのかによって大分評価が変わりますね。
島内なのか、島が属する県の一部なのか、その県は九州にあるのかなどなど。
南十字島が九州地方であり、島から県内に遠征しての結果ならかなりのものだと思います。
九州は剣道のメッカなので、平均レベルが高いですし。

  • チュ〜チュ〜

前回のカナコに続き、ここでも。
カナコにファーストキスを奪われてからタクトのくちびるが安くなった?
(人工呼吸をカウントしなかった場合)


それはともかくとして、スタードライバーの資格を失うと第一フェーズ能力も失うみたい。
先週の予告でベニオにキスをされその後彼女を押し倒す映像が流れたので、てっきり・・・と思いきや、あれはミスリードを誘う罠だった、と。

  • ひがしの巫女

「ひがし」の当て字がわからないのですが、あの口ぶりからするとケイト本人、ないしはそれに近しい誰かが該当する模様。
ワコやスガタと古くから付き合いがあったことを考えると、本人がそうなんじゃないかと思えますが・・・。
(特にスガタに関しては島の巫女と婚姻するしきたりがあるだけに)

  • ケイト

今回ベニオにサイバディ復元第一号の実験台となるよう発破をかけた彼女。
これがベニオの内心を察し背中を押してのことなのか、それとも計算に基づくそそのかしなのか。
微妙なニュアンスの違いでしかありませんが、どちらなのかは結構大事なことだと思えますが、結局どちらだったのだろう。
見た感じから察するしかできないのが少しもどかしかったです。

  • サイバディの再生

各種条件だ何だのといった問題を乗り越え、無事、実現に成功したわけですが・・・。
直ったはしからタクトに挑んでぶっ壊されてたら死ぬかも知れないリスクを背負ってまで復元する意味って・・・。
それとも次のアインゴットは別として、その後は直すだけ直して来るべき時に備えて温存していく方針に変わるかな。

  • ロボアニメ?

元々ロボ色を強く出そうとしている作品ではなさそうですが、1クールを振り返ってみて考えると、本当にロボ部分っておまけ程度な感じ。
これをロボットアニメと呼んでいいのかどうかためらわれるほど。
10回20回と放送があるので、たまにはマンネリを解消する意味でもロボ要素の部分に力を注いだ別の展開も見てみたい。
とりわけ戦闘に関しては本当にマンネリ気味で、ただの作業になってきている点は問題な気がします。

  • まだ、失われたわけではないんだ

サイバディが再生できると知ってのスガタの言葉。
内容もさることながらその時の表情と語り口が意味深で気になります。

  • タクトの才能

一度見た太刀筋は通用しない、という彼の力。
その一回が命取りになる真剣勝負ならまだしも、スポーツとしての剣道でならば最強ですね。
演劇部と掛け持ちで剣道部に所属だけしておいて、大会に出ればいいのに。

以上、年内最後の放送となる13話でした。
次回は一週お休みとなり、1月9日に放送。
ついにアインゴットが復元し、タウバーンへと挑む模様。
アインゴットに秘められた力と、その力は戦いでどのように活かされるのか。
ミズノの処遇もありますし、目が離せない展開となりそうです。