魔法少女まどか☆マギカ 第6話「こんなの絶対おかしいよ」


マミに代わって見滝原市へとやってきた魔法少女佐倉杏子
だが、彼女の価値観はマミ・・・引いてはそれに強く感化されたさやかとは決して相容れないものだった。
ひとつのテリトリーに火と水、正反対の主義を持つ魔法少女が二人。
もはやどちらかが屈するまで、際限ない衝突は避け得ぬものと思われた。
しかしどうにかそれを回避しようとまどかが取った行動が思わぬ結果を招いて・・・。
さあみんな、待ちに待った展開がやってきたよ♥という第6話。


さて、俄然おもしろくなってきたと言わざるを得ないこの6話。
想像通り、あるいはそれ以上だったキュゥべえの悪徳っぷりに笑いが止まりません。
まさに外道
被害者となったさやか達には大変申し訳ないとは思いますが、面白いものは面白いのだから仕方ない。
他人の不幸は蜜の味。
ああ、俺って最低だなと思いながら今後の展開も楽しんでいこうと思います。

  • 「いずれにしても彼女は何か企んでいる。気をつけて。」

おまえに言われたないぁボケェェェ!

  • まどか

巷でうざいうざい評される彼女ですが、今回は彼女なりに悩んだ末の良かれと思っての行動。
僕としてはそれほど不快には感じず、また責めることもできないかな、と思うところ。


また何より、結果的に彼女のおかげで真実の一端を知ることができたという功績は何物にも替え難い。
ただ、それをやっていたのは主人公ですがそれでもよろしいので?と問われると、たしかにまずいなぁとは思いますけど。
あと、知らなかったとはいえ一歩間違えたらアレ、ソウルジェムが割れてさやかは正真正銘死んじゃってたよね。ってのが・・・ね。

  • まどか母

姉さん、一生ついて行かせて下さい!
いやはや、まどかは実に人生の先輩に恵まれていますね。
と思うと同時に、どこをどうしたらこの人から生まれた子供がああなったのか不思議でもあります。

  • 上條くん

彼は女の子よりヴァイオリンに夢中なの。
なの、じゃねぇよこの野郎。
見返りは求めないとそう心に決めて彼に尽くしてきたのがさやかですが、そうは言ってもやっぱり気の毒に思えてなりません。
杏子の言い分、そして何よりその言い方は度が過ぎる面がありますが、彼女の言わんとしていること自体は間違っちゃいないんですよね。

  • ほむらさん

テラ苦労人(´;ω;`)
そしてやはり、未来人とか複数周回重ねている人とかなのでしょうか。
しかしそれ以上に気になるのは、今回の事態で相当魔力を無駄遣いしてしまっていること・・・。
これが後々尾を引いて良くない結果を招きそうで不安です。

ふは、アンタ最高に最低ですね(笑)。
「それはただの抜け殻」
「君がさっき投げて捨てちゃったじゃないか」
「(やれやれ)君達はいつもそうだね(ry」
ですって。
いつもそういう反応が返ってくることが判っているのなら尚更そこを事前に説明しておくべきなのに、そこを省いておいて契約だけ進めておく。
で、いざ真相がバレたら便利だろ?むしろ感謝して欲しいくらいだね、と開き直り。
なんという詐欺師。
期待にたがわぬ悪魔で安心しました。

というわけで、魔法少女の秘密の一端がようやく明らかとなり、すっきり気分爽快?な6話でした。
そして、ジェムまで砕けてしまっていたマミさんはこれでもう、本当に還らぬ人となったことが確定。
せいぜいがところ、誰かの願いで復活なり、世界のリセットという最低な展開にでもならない限り今後の出番はないですね。


来週は真実を知った杏子が今後どのような態度・行動に出るかに注目。
急変する可能性もあるだけに、まどかやさやかよりよほど気になる人物。
そしてまどかが自ら望んで魔法少女となる可能性はこうしてどんどんと断たれていくわけですが、それでも尚魔法少女になってしまう時がいつ訪れるのか。
それはどんな形でなのか。
それともなるなる詐欺でこのままならずに終わるのか。
来週だけではなく、最後まで目が離せなくなりそうです。