STAR DRIVER 輝きのタクト 第20話「描かれたあの日の虹」


十数年の時を経たいまも出会った当時と何ら変わることのないヘッド。
そんな彼を前に、カタシロは一人の女性のことを思い出していた。
名前をソラといい、やがてはタクトの母となった許嫁のことを・・・。
タクトの母親と許嫁だったけどNTRされたからタクトの父親ではないんだよ、というカタシロさんの物悲しい回想が色々な秘密を暴いてくれる第20話。


タクトの父親のこと、母親のこと。
彼らとカタシロの関係。
19話の意味深なカラス。
18話冒頭にもちらっと出てきたベッドに横たわる謎の男性。
今週はこれらが諸々明らかになりました。


と同時に、かつての三角関係がいままた形を変えて、タクト・スガタ・ワコという三人で再現されていることを彷彿とさせられ、どうにも心がざわついて落ち着かない展開が繰り広げられていました。
ワコはそろそろ態度をハッキリさせないと、かえって関係を悪化させてしまう時期に差し掛かっているかも知れない(´・ω・`)

  • コフライトの復元

こいつらまだでしゃばってくるのかよ、とげんなりさせられました。
が、今回に限っては思わぬ形での貢献を見せたので結果オーライ。
ヘンテコめがねがケイトやコウ以上のウザキャラだったのも大きなポイント。

  • ソラさん

言いたかないけどテラビッチ(´・ω・`)
きれいな人ではありましたが、20話の限られた描写だけではお世辞にも好印象を持てる人ではありませんでした。
そしてどことなく雰囲気がサカナちゃんに似ているのは、ヘッドの女性の好みの表れかな。

  • ツナシトキオ

ヘッドの本名。
ゆえにようやくタクトの父親ということで名実ともに確定しました。


また、ツナシ家のシルシはタクトに隔世で継承されているのに何故ヘッドもシルシを持っているのかという疑問点も同時に解消。
「血縁でなくともシルシの移譲は可能」ということで、紆余曲折を経て現在は本来カタシロが持っているはずだったシルシを引き継いでいるとのこと。

  • ワコとスガタ

うっかり二人の親密な一面を目撃してしまったタクトは、否が応にも気持ちがささくれだってしまって・・・。


今回は居眠りしていたところへスガタが・・・という形でしたし、ワコを悪くいう気は毛頭ないですが、少なくとも視聴者に良い印象を与えるものではなかったです。
はたして、この時期にヒロインの株を下げてまで演出しなければならないシーンだったのか。
そこが疑問です。

  • サイバディバトル

一歩間違えたらハブ毒で・・・というぎりぎりのタイミングで始まった今回。
(血清を打った直後であんなに激しく動いたらどっちみちダメなのではないか、と思わなくもないですが)
これまでの1対1の計2体のみゼロ時間内に存在するという常識を覆し、3体目が乱入するイレギュラーが発生。
電気棺が必要なくなった時点で理屈の上ではあり得ることでしたので、ついにきたか!といった感じです。


ただ、お約束としての「決着はゼロ時間でつける」という点が守り続けられていることを考えると、たとえそうすればアッサリ勝てるとしても綺羅星が3体も4体も導入して一斉にタウバーンに襲い掛かることはお約束破りになってしまうからあり得ないんでしょうね。
多くてもケイトとコウみたいなペアが組んでの2体までかな?

というわけで、過去も現在もひとつの三角関係がこうまでも胸を締め付けるのか、と少しセンチな気分になってしまう20話でした。
来週は綺羅星の更なる一手を前にタクトが窮地に陥る模様。
今度は一体どんな形で形成を逆転するのか、楽しみにしたいと思います。
そしてそして、現在かそれとも回想か。
どんな形にせよサカナちゃんが待望の再登場を果たすようです。
作内ではまだ季節が秋だということを考えると、回想なのかな(´・ω・`)