魔法少女まどか☆マギカ 第9話「そんなの、あたしが許さない」


先週、惜しまれながらも放送の終わったさやか☆マギカの後番組として今週から始まった杏子☆マギカの第1話です。
そして、第1話にして最終話という前代未聞の速度で放送終了となりました(´;ω;`)
ああもう・・・本当に全滅コースを突き進み始めたなぁ、という第9話。


キュゥべえ改めインキュベーターさんの謀略に嵌り、次々と犠牲になっていく魔法少女
しかしそれも、彼に言わせれば必要な犠牲の一部。
元より僕は君たちに対して悪意なんてないし、むしろ善意から一連の行動をしているんだよ、と仰せでした。
というか、明確な敵がおらず、倒すべき悪も居ないこの物語。
これはいよいよ、シリーズのラストというものが危ぶまれてきます。
きちんと畳めるのかなぁ、この風呂敷・・・。
全滅という逆大団円になるか、消化不良になるかのどちらかしかなくなってきている気がするのが困りものです。
はたして摂理を覆す一発逆転の裏技はあるのだろうか。

宇宙の方でしたか。
道理でおっしゃっていることがよくわからないと思いました。
日本語でおkってやつですね。

インキュ(ry曰く
おまえらは喩えるなら化石燃料なわけ。
いまこの瞬間にもぽこぽこ生まれてきていて、この世界にいくらでも代替品がある消耗品でしょ。
だったらそのうちのひとつやふたつが失われたくらいでぎゃあぎゃあ喚かないでくれないかな。
ほんと、わけがわからないよ。

とのこと。


要するに、好きな願いをひとつ叶えてあげる代わりにこの壮大な宇宙を維持するための犠牲になってね、というのが魔法少女という仕組みなんだそうです。
インキュ(ryからしたら魔法少女なんて、うちら人間が家畜や水産物の生き死に頓着しないのと同じ感覚なんでしょうね。
だからこそ「願いを叶えてあげてる分、むしろ感謝して欲しいくらいだ」なんて話になる、と。

  • 杏子

ああ、アンタいま最高に輝いてるぜ。
だけどそれが、散る前にひときわ輝く花火の煌きだったなんて(´;ω;`)
さやかを諦めて生きることを良しとせず、自爆で一緒にさよならしてあげるとか・・・。
そして、そんな優しさがあの悪魔にいいように利用されてしまうなんて何という血も涙もない脚本。

というわけで、ほむら然り杏子然り、諦めの悪い人ほど辛い目に遭う構図が見て取れた第9話でした。
マミのように真実を知らないままで居るか、知った上でスパッと諦めてやることだけやる方がまだしも楽なのだろうなぁ。


来週はそろそろほむらがやばい模様。
なんかもうほんとまどかとかどうでもいいから他四人に幸せになって欲しかった。
とか思っちゃう僕は最低なのかな。
杏子がメガンテを使ったのだから順序的にいって、次はまどかがメガザルを・・・。