STEINS;GATE #07「断層のダイバージェンス」


電話レンジにより過去へとメールを送信できることに確証を得た岡部たちは、実験を次なる段階へと移行させる。
「メールによる過去改変」
これに対し紅莉栖からはリスクが高いとの反対意見も挙がるが、結局は探究心が勝る。
そして、協議の結果宝くじの当選番号を過去の自分へと送ってみることとなったのだが・・・。
うひょー、俄然おもしろくなってきたーーーという第7話。


さて、いよいよ長い導入部分が終わって作品の本質が台頭してきました。
ここからの出来事はわずかな見逃しもあってはならないものになるかと思うと、とてもわくわくしてきます。
と、同時にただ独り特殊な環境に置かれたおかりんの心境を思うと薄ら寒いものもあり、ただ楽しいだけではないスリルが良いスパイスになっています。
元が大ボリュームのサウンドノベルのアニメ化としては、想像を上回る出来ですね。

  • 小心者のおかりん

「に、二億はちょっと・・・。」
言葉や態度と行動が一致しない人、それがおかりんである。
だが、それがいい

  • 居残りの助手

帰っても寂しいから・・・ではなく、様子のおかしいおかりんを心配して、とかね。
その辺の解釈は見る人の自由に任せられているわけですが、どうせならそう考えてみた方が面白いのである。

  • 困った時のタイター先生

不安と疑問を解消してもらうために相談したはずだった。
だったのに、返ってきた返答のせいで尚更不安が増してしまった罠(´・ω・`)
真の厨二病なら喜ぶ「俺が救世主!」展開もなんちゃって厨二病のおかりんにとっては荷が勝ちすぎるのでした・・・。

というわけで、スロースターターっぷりを遺憾なく発揮したといえる7話でした。
2クールでも足りないくらいなので、次回から徐々に忙しくなってくるかも知れません。