STEINS;GATE #09「幻相のホメオスタシス」


度重なる実証実験により、過去へとメールを送ることには何度となく成功した。
だがしかし、送ったメールが及ぼす効果はまちまちであり、世界線の移動も起きたり起きなかったりと一定しない。
これはまだまだ検証の余地がある。
そう考えたラボメン一同だったのだが、ただ独り変化を確認し記憶している岡部は、そのDメールが巻き起こす副作用を恐れるようになってきて・・・。
うわぁぁぁ、背筋やばーーーい!スタッフGJ!!という第9話。

  • 「計画通り」

中の人ネタ(笑)。
しかし同じ科白でもおかりんとライトでは随分違うものですね。

  • 「だめだこいつ、早くなんとかしないと」

ちょ、それはおかりんの中の人の(笑)。
てゆーかどう考えてもねらーです、本当にありがとうございました。
おかりん「ID真っ赤に・・・」助手「してない!」
もうね、即座にこんな返しをしてる時点でID真っ赤の意味が通じちゃってるわけで、どう否定しようと無駄なあがきなのです(´・ω・`)

風が吹けば桶屋が儲かる」という諺に近いものだと思えば良いかと。
IBN5100の消失・・・正確には手に入れていない世界線に変わってしまったのもそういう理屈なのではないか、とは助手談。
この辺りから徐々におかりんのDメールに対する不信感が高まり始めます。

  • IBN5100の行方

一番怪しかった萌郁も知らないという・・・。
嘘を吐いているといった様子でもなく、段々とてがかりが失われていく感覚が薄ら寒い。

  • ラボメンNo.007

フェイリスが加入しました。
ついこの間まで3人だったのに見る間に増えていっている件・・・(´・ω・`)
しかも懸念を抱きつつも背に腹は変えられないから、とDメールの使用許可まで与えてしまう始末。
さらに内容は未確認・・・。
軽率なり、マッドサイエンティスト

  • 特殊ED

背筋に悪寒、鳥肌ぞわぞわものでした。
この演出はすごい。
スタッフは本当に良い仕事をしたと思います。

  • 孤独の観測者

いとうさんの曲は歌詞が本編の内容と直結していることが多いです。
今回のOPテーマもその最たる例となっている感じですね。
「うえ・・・なんか取り返しのつかないことになってなくね?」
と、仲間内で不安を共有することができれば精神的には大分楽になろうものですが、おかりんの場合それすら許されず、自分だけが大変なことになっていっているという認識を抱え込む形になっています(´・ω・`)
その不安感は計り知れず・・・。

  • 作画

序盤の不安定さはどこへやら。
内容が内容だけに気合の入っていた勝負回であったのか、今回はやけに安定していました。
今後もこのクオリティくらいが当たり前になってくれると良いのですが・・・。

というわけで、ここ数話で感じられつつあったスロースターターとしての本領発揮がピークに達したと言って良い9話でした。
序盤のだらだらに屈せずここまで来た人は恐らくもう最後まで行くだろうことは間違いなさそう。
次回も大変楽しみというか、とても待ち遠しいですね。