あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 第10話「花火」


めんまの願いを叶え、成仏させてやろう。
そのための花火の打ち上げも明日に迫るが、皆の想いとは裏腹にじんたんは願いを叶えることに躊躇を覚え始めていた。
だってそうだろ?
みんなには見えないし、声も聞こえないかも知れない。
でも俺にとってはめんまは目の前に居て、話すことも触れることもできる。
幽霊なんかじゃなく、生きているのと同じなんだ・・・。
ああ、今週は文句なく良かったなぁという第10話。


浮き沈みでいうと前回が「沈み」に該当したように思えたこの作品。
今回できちんと浮いてきたので、一度は脳裏をよぎった不安もひとまず解消され、ほっとひと安心。
しかしこう、なんだかここ最近ずっとあなる無双が続いている気がする。
負け組なのに無双状態とはこれ如何に(´・ω・`)

いままで影の薄い人物でしたが、ここにきてこれぞ名脇役と言わんばかりの存在感。
本当に無駄な人材(配役)の居ない作品だなぁ。

  • 余興

余興とは、楽しくなければならないのです(´・ω・`)
が、しかし動機や魂胆は別にしてもゆきあつのこの発破かけは良かった。
彼にそうさせたつるこもGJ


それに比べてじんたんは・・・。
段々とじんたんだけが前に進めていない、後ろばかり見ているという構図が際立ってきた感じです。

  • ぽっぽ

もうこの子いい奴すぎて困る。
男の子ならぽっぽ。女の子ならあなる。
これがこの作品のジャスティス?

  • 花火では成仏せず

ですよねー。
願いがどうこう以前に、ベタですがじんたんもめんまの旅立ちを後押しする気持ちになれない限りはムリとかそういう話なのでしょう。
めんまが薄くなってきているのもみんな(ただしじんたんを除く)がひとつになりつつあることの表れかな。

というわけで、完結前のクライマックス第一弾といった様相の11話でした。
次回は今回の失敗により意気消沈した一同に対し、じんたんが・・・?