神様ドォルズ 第四話「ヘルマ」


同郷の者と思しき連中から襲撃を受けた阿幾。
その最中に気を失ってしまうが、案山子の秘密を探る久羽子によって連れ去られることで運良く戦線から離脱することができた。
その後意識を取り戻した彼だが、一息ついたのも束の間、今度は久羽子の元に匡平がやってきて・・・。


なん・・・だと・・・───という第4話。


さて、匡平と阿幾。
かつては仲が良かったであろうことが窺える二人の過去に一体何があったのか。
今回はその一部が掘り下げられ、匡平の素顔も垣間見ることができる展開となっていました。
特に匡平は、事なかれ主義で頼りなさ気なやつというイメージが強かっただけに違う一面が見られたのは大きい。
やはり主人公が「なんだかよくわからないやつ」では物語がどう転んでも面白さが半減ですから・・・。
これで少しは彼に感情移入がしやすくもなろうというものです。

  • 阿幾

悪役っぽく颯爽と登場した割に、一度も見せ場がないままどんどん失墜していっている気がします。
こうなってくると、憎まれキャラではなく「不憫なやつ・・・」という同情票で愛されキャラとなった感じ。
果たして彼はこのままろくな活躍もなく残念な人で終わってしまうのだろうか。

  • 詩緒にそっくりな子

どちらさまでしょうか。
クローンとか、ドッペルとかその手の類?
前者なら村ってのはそんな最先端技術にまで手が及んでいるのだろうか。
あるいは双子の隠し子が・・・居た?
謎が深まります。

というわけで、ようやくではありますが「おお、なんか面白くなってきたぞ!」と思える4話でした。
早くに見切らずここまで見てきていて良かった、とそう思えるような展開が今後も続いて欲しいですね。


それにしてもアレだな、折角面白くなってきたのに次回は視聴率や録画してくれる人がごっそり減るんだろうな。