花咲くいろは 第二十話「愛・香林祭」


文化祭で飲食店をやることになった緒花たちのクラス。
額を突き合わせ、準備のための議論を交わす生徒たち。
そんな中、メニューにオムライスを取り入れたいと強く申し出る女の子が一人。
しかし料理チームのリーダーである民子は、設備が不十分で満足な調理ができないとこれを一蹴。
その言い草が険のあるものだったこともあり、チームは崩壊。
気を揉む緒花たちを尻目に、民子は準備は自分ひとりでやると主張するのだった・・・。


殺伐とした前回から一転、今回は清々しいよ───という第20話。


今回はすごく良い回でした。
すごく、良い回でした。
大事なことなので(ry
これまでの話で一番好きかもわかりません。
少しオーバーですが、神回だったと言っても良い。
前回が荒れていただけに、それをきれいにまとめて落としどころを見つけた構成は巧かった。


そして何より、劇的なドラマがあったわけでも超感動的な展開があったわけでもないけれど、その過剰すぎない素朴な現実味がスッと胸に入ってくるようでとても心地良いものでした。
雨降って地固まるを絵にした良い物語だったと思います。


それにしてもやはり本作は、

  • 色恋沙汰をテーマにしない
  • 主人公だけど緒花はでしゃばりすぎず、脇に徹する

この条件が揃った話が一番バランスが良く、しっくりくるようです。

  • みんち(幼)

この頃のみんちは、素直な子だったんだろうなぁ。
いつ頃からいまのようなねじm・・・素直じゃない性格になったのだろう。

  • みんちのお昼

もしかして、あれほどおなかを空かせていたのに炊けるまでお預けでずっと待たされたんだろうか。
みんちの分は炊くところから始めたような流れだったし・・・。

他にも人はいっぱい居るのになんで緒花一人が・・・(´・ω・`)
これがイジメってやつですか、わかりません。

  • 水野さん

この手の文科系めがねっ娘はあまり好みではないのですが、何故か彼女は別。
主張しすぎない個性と独特の物腰がとても好き。
出番がこれっきりかも知れないのが少々残念です。

というわけで、後味爽快の20話でした。
そして、次回は・・・もしかして、修羅場?