神様ドォルズ 第七話「追憶の肖像」


阿幾との決裂を決定づけた過去の出来事。
そして、「先生」とは・・・。
匡平の口から日々乃へすべての真相が語られる。


先生が意外と残念な人だった───という第7話。


シュタゲと同日なので見るのを忘れていましたが、こちらも多分にキーポイントとなる回でした。
匡平と阿幾の軋轢の理由がハッキリとしましたし、その実、阿幾にはあまり落ち度がなかったという事実も明らかに。
そして、直ぐには無理でもあれから数年・・・。
何かのきっかけで匡平と阿幾がまた普通の関係に戻ることもできそうな話でもありました。

  • 千波野先生

慈愛に溢れた懐の深い聖母のような人・・・というのを勝手に想像していた。
が、実際には良い教師としての一面もある半面で、社会人としての節度ある行動ができず、割とだめな人だったのが面白い。
そんな出来すぎた話があるわけない、という絶妙なさじ加減でした。

  • 匡平

頭じゃわかっちゃ居るけど阿幾が許せない、といったところでしょうか。
半ば逆恨みに近いところがある感じ。
しかも恋した相手が・・・。
ピュアボーイだった当時の彼は、彼女に幻想を見ていたのかも知れない。

  • 靄子

ある意味で今回一番ヒロインしてたのは彼女かも。
初登場時から印象強い人でしたが、なんだかもっと好きになれそうかも。

  • 「これで・・・ふたりで」

阿幾の残した意味深な言葉。
第1話でももっと過去に何かがあったらしい描写がありましたし、その件に関連してのことと推察されますが、謎は深まるばかり。

  • 特別構成

今回はOP・EDなしの特殊回。
そして何よりもう石川さんの挿入歌が味のあることあること。
演出として最高の要素だったと思います。

というわけで、ターニングポイントらしい内容だった7話でした。
次回はまた現在に時間が戻り、今回の話を踏まえた上で再び阿幾との接触があるようです。