セイクリッドセブン #10「アオイ記憶」


先日の一件が引き金となったのか、長らく石の中で眠りについていたアオイに変化が起きた。
なんと石が消えてなくなり、生体反応が見られたのだ。
そして、アルマが原因なのならば、彼になら何とかできるのではないか。
そう考えたルリだったが、アルマにも何も分かることはないという。
ただ、今後のためにもかつて何があったのかをできれば話して欲しいと言われ・・・。


今回は、特別話が重いです───という第10話。


さて、残り話数も限られてきたこの段階で、ようやく藍羽家の過去が明らかとなる展開になりました。
そして、最後の言葉が相手を傷つける一言であったことを悔いているであろうルリは、アオイを元へと戻し、過去を清算できるのか。
ラストへ向けて新たな軸が見つかったように思えます。

  • 藍羽財団と研美研究所

ルリの両親の代からの協力関係にあったことが判明。
ただ、愛娘たちのために・・・と援助を始めた両親は、研美の非人道的な行いを知って、一度協力関係をご破算にしていました。
が、彼が両親殺しの黒幕である真実を知らないルリは、彼に良いように言いくるめられて現在の協力関係に至る、と・・・。
こ、これはなんて残酷な話(´;ω;`)ブワッ

  • 研美

人間の屑だな、コイツは・・・。
かねがね悪党だろうということは明らかでしたが、よもやここまでとは。
これはもう悪人だとかそういった問題以前のクズ野郎です。

  • 眠り姫アオイ

今回の話では、自己防衛本能がはたらいた結果としてああなったのではないか、とのことでした。
ルリが悪石をすべて排除しようとしていたので、てっきり受動的に封じられた経緯でもあったのかと思っていましたが、そうではなかった。


しかし、あの状況ではアオイも両親と共に亡くなっているのが普通。
どんな形であれ、生きていただけまだ良かったのかな。

というわけで、いよいよクライマックスへ向けての下地作りも終わりが近いことを感じさせる10話でした。
そして、次回はまたしてもルリが拉致されてしまうお話になる模様。