BAMBOO BLADE B 6

BAMBOO BLADE B(6) (ガンガンコミックス)

BAMBOO BLADE B(6) (ガンガンコミックス)

初めての大会を経験したことで、勝利への欲求が芽生えたユウ。
目標が生まれたことで、達成に必要な課題───自身に足りないものもまた明らかとなった。
それは部内一の実力者であるレンジもまた例外ではなかった。
そして、彼らを導く立場にある持田顧問にもまた指導者として欠けているものがあり・・・。


この山は越えられるのか、越えるために何が必要なのか。
熱き剣道漫画、第6巻。


さて、今回は代表決定戦の最終ひと試合を残して終わった前回からの続きである。
大会での経験を通し、各々(主にユウ・レンジ・ジンの三人)が自覚・・・あるいは持田の指導により、足りないもの・伸ばすべき所を知ることとなる。
そしてそれらを踏まえた上で、次に目指す夏の大会へ向けての練習を始めるところまでが今回のお話。
巧くいくことばかりではないけれど、しかし確実に一歩ずつ進んでいる様が感じ取れる内容になっている。


尚、そういった展開であることもあり、コメディ色は大分薄めである。
それを補うかのように、いまはまだ飛鈴中メンバー外であるケンちゃんのサイドストーリーが巻末に用意されている。


そして、次巻からは本格的に新展開へと突入し、夏の県選抜大会の模様が描かれるようだ。
こちらも引き続き大いに楽しみである。