STEINS;GATE #24「終わりと始まりのプロローグ」


いくつもの世界線を旅し、紅莉栖を救うことができなかった15年後の岡部。
その岡部の執念が見出したたったひとつの可能性・・・αでもβでもない世界線───シュタインズ・ゲート
そこではまゆりも死なず、紅莉栖も死ぬことがない。
シュタインズ・ゲートへ至るための啓示を未来の自分から受けた岡部は、いま、未来を掴み取るための最後の聖戦へと臨む。


長い夏が終わり、無限の未来が始まる第24話(最終回)。


まず始めに一言。
良い最終回でした。
物語としてのクライマックスは22〜23話で既に過ぎていた観があり、最終回は後始末的な独特の雰囲気が伴っていた感じ。
余韻を残す終わり方も含めて、実に最終回らしい内容だったように思えます。


それにしても劇場版って・・・どういうこと?
一体このあと何をやることがあるというのか。
仮に後日談をやるにしてもそれは劇場版にはふさわしくなく、BD&DVDの最終第9巻に収録される未放送エピソードの第25話?こそがそういった内容となりそうである。
悪ノリしちゃいました、的なものにならないと良いのですが・・・。

  • ババババッ キリッ

やだ・・・鳳凰院さんったらダサかっこいい。

  • 鈴羽

この世界から消えてなくなってしまうわけではない。
7年後にはちゃんと生まれてくる。
だけど、おかりん達と同世代の付き合いができた鈴羽はこれっきり。
登場人物の中でただ一人、他の人たちとは違った結末を迎えた彼女を少し特別視したくなってしまうのでした。

  • ラボメンバッジ

これが完成形。
様々な意味が込められたこのバッジを目にするのは、感慨もひとしお。

というわけで、アニメ化作品としては有数の出来でもって2クールを駆け抜けた『STEINS;GATE』でした。
テレビ放送はこれで最後ですが、作品としてはもうあと1話+まさか何故かの劇場版へと続きます。