Fate/Zero 第三話「冬木の地」


あまりにもアッサリとサーヴァントを失い、舞台を降りた言峰綺礼
その事実はすぐさま他の者たちの知るところとなったが、額面通りに受け取る者はそう多くはなかった。
既に聖杯戦争は、ただ正面からぶつかり戦うだけではない水面下の探り合いをも含めた闘争の様相を呈しているのだった・・・。


人妻が、かわいいです───という第3話。


さて、未登場の人たちも着々と顔見せを終え、いよいよ物語が激しく動き出しそうになってきました。
分割2クールということで、1クール目だけでもそれなりに話を動かしてくるはずであり、ここからの加速に期待が高まります。

  • 言峰さん

なんだ、出来レースだったのかー。
それにしても一体黒いのはどれだけ居るのか。
わさわさと湧きすぎです。

  • 金色の人

うん、まあ何というかお変わりないようで。
と言っても時系列的には前作の方が後なわけで、変わるも何もないわけですが、それにしても相変わらずすぎて面白い。

  • ウェイバー

全体的に重く神妙になりがちな本編において、変化をつける役割を果たしている感じ。
言ってみれば他作品におけるギャグ要員みたいなものでしょうか。
翻せば、あまりに早く彼が退場してしまうと・・・。

  • アイリさんとセイバー

なんだろう、この二人の関係性は・・・。
女性同士であるはずなのに、何か違うものを見ているかのような感覚がします。
無論、良いか悪いかで言えば良い感じなのですが、前作でのセイバーの相手が志郎であっただけにギャップが・・・。

  • 切嗣

前作で志郎によって語られていた養父像といまの彼が一致しない。
志郎が養父に幻想を見ていたのか、この後のいざこざを契機に彼が変わったのか。
その辺の見極めも今後の楽しみのひとつですね。

というわけで、3話目にして順当に動き始めたといった印象のFate/Zeroでした。
次回はいよいよ茶番ではないガチンコの決闘が開戦。