Fate/Zero 第四話「魔槍の刃」


セイバーとランサー、騎士道を重んじる両者によって切って落とされた真剣勝負の火蓋。
激戦を尻目にランサーのマスターを闇討ちすべく暗躍する切嗣と舞弥。
だが、その場には敗退したはずのアサシンもまた身を潜めており、彼らは身動きが取れずに居た。
そしていままた、もうひとつの勢力が緊迫した戦場に殴り込みをかけて来て・・・。


「え?何暴露しちゃってんのこの人・・・」的な周囲の唖然とした様子が爆笑を誘う───第4話。


さて、今回はほぼ全編戦闘関連。
ストーリーの進展はまるでありませんでしたが、その分見応えは十分。
というか、作画が頑張りすぎです。
いやーもう動く動く。
どれだけ予算あるんだろう・・・と無粋な考えが頭に浮かぶほどでした。
ただ、強いて言えば合間合間に会話を挟む事で飛び飛びになってしまう側面があったのが惜しいところ。
こういった緩急も良いですが、次の機会にはもう幾らか長尺の戦闘をテンポ良く一息に描く場面も見てみたいものです。
まあ、まだ序盤も序盤なので、そういったものは後半に期待すべきことかも知れません。

  • セイバー

ははは、このうっかりさんめ。
あんまりうっかりしてると最強のサーヴァントの名が泣いてしまうぞ。

  • ランサー

テラ緑川。
いやーまあ、なんと格好良いこと。
まさに絵に描いたような伊達男。
魅了の魔力とか、あってもなくても変わらんのではないだろうか。

  • ライダー

今週のMVP。
素晴らしいまでの豪快さと愚直さでした。
愛すべきバカとはこういう人のことを言います。
そして、その自信のほども凄まじいものがありますが、同じ自信家でも金ぴかの人とはまるでベクトルが違うのが良い。
あちらはダメな自信家、言ってみれば慢心・・・。

というわけで、前回にも増して次回が待ち遠しくなる4話でした。
次回はまた何やら金ぴかさんが図に乗るようです。