LAST EXILE(ラストエグザイル) 銀翼のファム #05「Touch and move」


シルヴィウスに対してはたらいた狼藉を不問にふして欲しくば戦艦十五隻を鹵獲してみよ。
半ば挑発に乗る格好でそんな無理難題を実現することになったファムとジゼル。
その一方で、トゥランの領土がアデス連邦によって併合され、名実共に祖国消滅の危機に瀕したことを知ったミリア。
トゥラン存亡に一縷の望みをつなぐため彼女が起こした行動は・・・。


どうにも茶番というかままごとくささが気になってしまう───第5話。


領土を失い、ただ一人残された王族と人民。
この絶望的な状況下においてもミリアはトゥランを諦めることはせず、いま彼女にできる最大限の努力をするのだった・・・という今回のお話。
こうして文字にして見るとすごく健気に頑張っているように思えるのですが、如何せんやっていることが・・・。
以前がウソのようにミリアが明るくポジティブになったことは歓迎すべきことですが、ポジティブさの行き先が間違っている気がする(笑)。

  • 作画

もう、何も言うまい・・・。
GONZOだと思えば特におかしなことでもないし。

  • ジゼル

なんというチート性能。
これまでのところ彼女のすごさばかりが際立っていて、ファムが霞んでしまっている感じ。
一応ファムが主人公なのだし、ここいらで一発何か欲しいところです。

  • キラキラ攻撃

あれ?こんなことする人だったっけ。
ファムと出会って以来、彼女の変化の速度が凄まじいことになっている気がする(笑)。
良い傾向だとは思うのだけど、姉と亡き父はこれをどう思うだろうか・・・。

というわけで、1〜3話が構築してきた雰囲気とは一線を画した第5話でした。
これをメリハリと見るか、折角の雰囲気が壊されたと見るか。
2クールある作品なので、今後のつなぎ方次第でもあるかな。