Fate/Zero 第七話「魔境の森」


監督役の璃正により、一時的なルールの変更が通達される。
 互いの争いは休戦とし、各自キャスター殲滅に励め
 見事これを成したものには追加の令呪を進呈する
またしても公正さを欠く協会の差配。
だが、元よりキャスターから狙われる身となったセイバーを抱える切嗣にとってこれは最大の好機。
キャスターを狙って現れた他の陣営を己が陣地で迎え撃てるのだから・・・。


原作を読んでいないからそう思うのかも知れないが、5話をも凌ぐ文句なしの面白さ───という第7話。


さて、一時的に主旨が聖杯戦争から打倒キャスターへと変わりました。
が、思ったほど釣れた人は少なく、早々に姿を見せたのはランサー陣営のみ。
5話のように一同が会するような展開とはなりませんでした。
が、下手に集まってにらみ合いが発生していない分事態の進展は早く、切嗣とケイネスは早速協会の命を無視して殺し合いを開始。
早ければ次回にも決着がつきかねない勢いとなりました。
さて、切嗣のあの特殊そうな拳銃はケイネスに致命傷を負わせられるのか否や。
ランサーの赤い方の槍のように魔力の干渉を受けないとかそういったものだとは思うのですが、さて?

  • 今日の征服王

なにをしてはりますか、貴方は。
戦いの場に参じればとても頼もしく勇猛なのに、その日常はあまりにもコミカル。
しかしアレだ、どう服装を現代風に取り繕っても貴方の場合は意味ないと思うよ(´・ω・`)

  • 切嗣さんとセイバーさん

水と油というか何というか・・・。
ただ相性が悪いだけならまだしも切嗣が一方的にガン無視を決め込んでいるのがまた何とも酷い。
たとえそれが反論や反発であっても反応があるだけまだ良くて、まったくの無視というのが一番精神的にきますからね。

  • 豆腐メンタル

リングマシーンかと思われた切嗣さんの意外な素顔。
冷徹無比で感情をもたない機械のごとく振舞っているのは、そうした自分を演じていないとアインツベルンの使命を帯びた重責や聖杯戦争という重圧に押し潰されてしまいそうだからだった模様。
本当はいますぐにでも全部投げ出して、妻と娘を連れて逃げしまいたいのが本音。
そう考えると気の毒ですね・・・。

  • イケメン参上

もう格好良すぎてどうしようもない。
そして、どうもそんな格好良い自分に酔っている気がしてくるのはただの勘繰りすぎか、それとも真理か・・・。
まあ、さすがに登場のタイミングまで見計らっていたなんてこともないでしょうし、どっちだって良いんですけどね、これだけ格好良ければ。


ちなみに、×子宮 ○首級

  • 今日のケイネスさん

汚名返上、名誉挽回。
前回の一件が頭にきたのであろう可能性も否定できませんが、なんだかんだ言っても正面から正々堂々乗り込んでくる辺り、この人もバカ正直で誇り高い一面があります。
そして、段々とそんな彼のことを好きになってきつつあります。

というわけで、切嗣の本音と本気の一部を見ることができた第7話でした。
尚、聞く所によると加速する方の魔術は4倍速くらいまで実現可能だそうですが、肉体への不可を考慮すると今回見せた2倍が実用ラインだとか。