キルミーベイベー キルその1「いぬをしのびてさくらさく」


芳文社がまたやってくれました(やっちまいました)というきらら系四コマからのアニメ化タイトル。
原作ストックは3冊(今月下旬に最新4巻が発売)。
果たしてこれをスタジオはどう料理してくるのか───という新春の初陣を飾る第1話。


うん、まあわかってはいたんですけどねー。
それにしたって地味だね(´・ω・`)
1話を見た限りでは限りなく原作をそのままの形で・・・という方向性が窺えますが、ひねり技や水増しもなしにあまりにもドストレートなので、アニメーションにした意義に乏しい感じ。
枠も30分じゃなくて良かったのに・・・と思うわけですが、現実には30分なので、結果的にあまりテンポ良くノリを重視でサクサク進めることもできなくなっていて、若干冗長気味かなー。
原作に色が付いて声がのっただけ、という印象がする第1話でした。

声と言えば、ソーニャの声がそういう路線で来るとは思いませんでした。
確かに彼女の無愛想っぽさは全面に出ましたが、もう少し可愛げのある声でも良かったかも。

それだけに、原作読者じゃない人に訴えかけられるだけの訴求力は皆無に近かったかも知れませんが、まあ、原作が好きなのでそれだけでも楽しむことはできました。
毎週必ず見よう!って感じではないですが、録画しておいて気が向いたら片手間に見るのには最適といった印象。


ちなみに、登場人物が少なく発展性がないように思われたかも知れませんが、これですでにフルキャストです。
OPからするに、アニメはオリジナル路線で原作の没キャラ(※蘇芳じゃないよ。てゆーか全然そうは見えないけどやすな達は高校生だよ。)をぶっこんで来る可能性もありそうですが、基本的にはキャラはもう増えません。
常時最大でも三人進行となりますのであしからず。